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大正時代の面影を感じるこの建物だけでも行く価値がある”京極かねよ”。古き良きものを残し、新しいものを得る。ということよりも、古いものは古いまま残す。行けるところ迄、古いままで、という京極かねよは、高級感のある鰻屋の多い京都において、大衆に愛される店である。うな重は無く、あくまでうな丼。他に大迫力のきんし丼、茶碗蒸しの三本柱のメニューは昔から変わらずの美味しさなのはもちろんのこと。驚くなかれここ京極かねよでは月の最終月曜日に3人の噺家さんを招いての寄席が行われる。うな丼付きで1600円とのこと。噺家さんたちへのギャラはその売上金。お客様がなければギャラはなしという、京極かねよと噺家さんの昔ながらの義理人情の賜物。京都に居ながら大正時代のお江戸にタイムトリップ出来てしまう貴重な名店である。
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かねよの茶碗蒸し。驚く程に柔らかくあっさりと仕上げられており、器の底にはうなぎが入っている。京風のダシの風味にうなぎの香ばしさがとてもよく映える。


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雰囲気たっぷりの入り口。この前を通ると、うなぎの香りに誘われ、ついつい足が向いてしまう。左手側にカウンターがあり奥にテーブル席、階段を上がるとお座敷席になります。


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こちらはきんし丼。まず料理が出て来た瞬間に驚く。蓋から玉子がはみ出しているのだ!あまりの大きさにお布団とも呼ばれている。京風出し巻と何度も何度も返して焼かれたうなぎとの相性の良さが光る一品。


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1階テーブル席。4名テーブル10席と6名テーブルが1席。奥に見える中庭がとても涼しげ。お庭には滝があり、かねよの守護神を祭っている。毎朝欠かさず礼拝しているとの事。

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表からは常に料理人の焼いている姿を見る事が出来る。この道40年の料理長の手さばきに甘いタレや香ばしいうなぎの香りも加わり、ついつい見入ってしまう。ちなみに創業以来100年に渡り使われているタレ、戦前かねよの3階が火事で燃えた時に主人がタレつぼだけを持って逃げたという話がある。


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2階の大広間。いつもワイワイ・ガヤガヤと、多くの人で賑わっている。時間に余裕の有る時は、ゆっくり二階席で食べる事をお薦めします。

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中庭の横にはうなぎを入れておく桶が並ぶ。こだわりの一等うなぎが揃っている。

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月に一度の最終月曜日、奥に掛かっている「日本一の鰻」と書かれた書をバックに、かねよ名物の寄席が開かれる。うなぎ丼付きで1600円、これは行く価値あり。京極から寄席の灯を消したくないと願う当店と。桂歌之助師匠の男気で生まれた落語会。店頭に毎回告知のポスターが張ってあるので要チェックです。

 

京極 かねよ KYOGOKU KANEYO

うなぎ丼 ¥1600
きんし丼 ¥1600
茶碗蒸し ¥600
うなぎ蒲焼き ¥2600
うなぎ定食 ¥2940

営業時間 11:30~21:00  年中無休
京都市中京区新京極六角


TEL/FAX:075-221-0669

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