”奥深く慕わしい”日本の美と、美山荘の在る花背の自然をコンセプトにしたギャラリー&カフェ。ギャラリーではオリジナルの磁器や漆器の他に、伝統工芸を現代的な解釈でデザインした器を販売。カフェでは野趣を味わえる様に、余分な物を加えず食材の素直さを大切にしたメニューが用意されている。ここで出される食材は、美山荘の主人により吟味されたもの。祇園に居ながら美山荘のエッセンスを感じられるなんとも贅沢なカフェである。コーヒーも美山の焙煎師によるものを花背の湧水で一昼夜かけて水出ししている。扱うものは一切作り置きせず、その日のみの賞味期限。器の使い方やしつらいなど、何処を見ても隙がない。しかしながら息詰る事無く、リラックス出来るのは、花背の自然と現代アートが見事に調和し、無駄の無い有機的な空間を創り出しているからなのだろう。
これはガトーセット。蕨粉に本葛粉を練り込んだわらび餅、和三盆蜜ときな粉。抹茶のダグワーズ(無添加の生クリームと美山荘で炊いた小豆入り)フレッシュな風味を持たせた“よもぎのアイス”あんこパイを添えて。
カフェに入るとそこはすぐ"OKU"のギャラリーに。スタイリッシュでありながら機能的な器が並ぶ。
お店の看板のプリンは、味わい深い美山の卵と無添加の生クリームを贅沢に使用している。低温でゆっくり蒸し焼きにすることで、素材の風味を損なわず、なめらかでねっとりした食感になるそう。アニス風味のカラメルとの相性もいい。おもたせは2個セットで販売。
1階の客席は、花背の清流をイメージした坪庭に、雅を感じる古紫の伊製の椅子が映える空間。この椅子はパトリシア・ウルキオラのデザイン。彼女のデザインはTOILETの中にも使用されているので見つけてみて。坪庭の湧き水は庭の表情を時間ごとに変化させる。
山椒と本葛粉練り込んだ野趣にあふれた美山荘プロデュースのおうどんは、雑味をとりのぞいた清らかなお汁でいただく。美山荘謹製の蕗のとうの味噌を射込んだおにぎりと季節野菜の天ぷらのセット。他には美山荘のおばんざいなど身体に優しいごはんがいただける。
街中で美山荘のある花背の自然を感じてもらえればと、テーブルやカウンターは花背の杉が使用されている。板目が美しいこのカウンターは京都・迎賓館の池に浮かぶ船と同じ杉の木。
"OKU"のブランド名は空間的な奥地という意味以外に、"奥深い" "奥ゆかしい" など日本文化特有の見えない部分に隠された精神性を表わす。
二階はシルバーと黒が基本のスタイリッシュな空間。一階とは違う空間が楽しめるので、その日の気分で使い分けて。梁を抜いた開放的な空間になっている。
美山荘の主人、中東久人さんが取り組まれた、素材を吟味した"ガトー"(お菓子)や、ご飯が気軽に味わえる。
OKU Gallery&Cafe
営業時間 11:00~19:00木曜定休(祝日営業)
食事の予約可
〒605-0074京都市東山区祇園南側 570-119
TEL:075-531-4776
e-mail:info@oku-style.com
HP:http://www.oku-style.com
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